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体にうれしい薬膳レシピをご紹介します。また、薬膳アドバイザーの川端真弓さんがレシピについての効能を詳しくご紹介しています!みなさんぜひ日頃の食生活に取り入れてみてくださいね!
生姜と干しシイタケの佃煮
底冷えのする寒さは冷え性の方にとってつらいもの。カラダの芯から温めてくれることで,冷え性を改善する生姜を使った薬膳レシピをご紹介します。
薬膳アドバイザ−:川端 真弓さん
プロフィール
【材料】60分
-
- 生姜
- 100g
- 干しシイタケ
- 10g
- ニンジン
- 1/2本
- 昆布
- 20cm
- 白ゴマ
- 適宜
- かつお節
- 適宜
-
- 【A】
- 砂糖
- 50g
- 酒
- 50cc
- しょう油
- 50cc
- みりん
- 30cc
作り方
-
- 1
- 生姜は繊維に沿ってスライスし、やや太めの千切りにする。
-
- 2
- (1)の生姜を沸騰したお湯で3〜5回ほど茹でこぼす。
-
- 3
- 干しシイタケは少な目の水で戻しておく。
-
- 4
- ニンジンは細すぎない千切りにし、昆布も細く切る。
-
- 5
- 鍋にシイタケの戻し汁と【A】の調味料を入れ、煮立ったら(2)(3)(4)を加える。
-
- 6
- 汁気がなくなってきたら白ゴマとかつお節を加え、さらに煮詰めれば出来上がり。
- ※辛味が苦手な方は、茹でこぼしの回数を増やすことで辛さを調整できます。また、新生姜のほうが辛味は少ないので出来まわる時期に多めに作って保存するのも◎。
- ※長期保存が可能なので、多めに作って常備しておきましょう。
寒さが一層厳しくなるこの季節。小寒から15日目にあたる1月20日前後が「大寒」となり、最低気温が観測されるのもこの頃です。風邪予防のレシピでもご紹介した生姜は、冷え性の方に常食してほしい食材の代表選手。
薬膳では、冷え性の原因を貧血によるものと血行不良とに分けています。生姜は、「血」の流れをスムーズにしますので血行不良にもよく、貧血が原因の冷え性にも効果を発揮。また、胃腸を整える働きもあります。生姜は熱を加えたり天日干しにしたりすることで、カラダの深部から熱を作り出す作用が高まります。冷え性の方には、生よりも干した生姜か加熱調理した生姜がおススメです。
今回のレシピは、生姜に干しシイタケとニンジンをプラス。干しシイタケは生姜と同じく胃腸の働きを整えてくれますし、生のシイタケより旨み成分もアップし、免疫力を高めてくれるビタミンDも豊富です。ニンジンは内臓を温め、「血」を補ってくれるため貧血タイプの冷え性にもおススメです。また、粘膜を丈夫にしてくれるため乾燥しやすい冬のお肌もニンジンを常食することでしっとり潤いを与えてくれます。ただし、生のままですとかえってカラダを冷やす働きがあるため、冷え性の方で特に冬にニンジンを食べる時は必ず火を通しましょう。
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