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- 暮らし編:肩こりの原因と解消法
肩こりの原因と解消法
今や国民病とも言われ、密かに悩まされている方も多い肩こり。
つい、我慢してしまいがちですが、ひどくなれば、頭痛や吐き気を催すこともありますから侮れません。
辛い肩こりの原因と解消法を知って、不快な肩こりとお別れしましょう。
肩こりの原因
- <肩こりの原因は大きくわけて3つ>
- 肩こりとは、肩の筋肉が硬くなることにより起こる不快な症状のことで、その原因は大きくわけて3つあります。
一つ目は、身体的な原因で、運動不足や長時間の同じ姿勢など、さまざまな理由で血行が悪くなり、肩の筋肉が硬くなって起こる肩こりです。
二つ目は、精神的な原因で、精神疲労やストレスから自律神経の中の交感神経が優位に働き、緊張状態が続いて起こる肩こりです。
そして、三つ目は、骨や関節、内臓などに異常があることで起こる病気が原因の肩こりです。
肩こりを引き起こす病気には、肩関節周囲炎(四十肩)、頚椎捻挫(むちうち症)などの他、心臓病や腫瘍など命にかかわる可能性のある病気もあります。
だんだん悪化していき、何をしてもよくならない肩こりや、めまい・手足のしびれを伴うような肩こりがある場合は、早めに病院で検査してもらいましょう。 - <肩こりを起こすよくある身体的な原因>
・長時間同じ姿勢を続けたり、無理な姿勢をとったりする。
・目を酷使したことによる眼精疲労
・肥満・なで肩・猫背など、肩こりを起こしやすい体型をしている。
・運動不足からくる筋肉の衰えや血行不良。
・体に合わない枕や正しい姿勢にならない椅子の使用。
・体をしめつける服や下着、重量のあるアクセサリーの着用。
・暴飲暴食、睡眠不足などによる内臓の疲れ。- <肩こりを起こすよくある心因的な原因と病気>
- ・悩みや不安
・怒り
・さまざまなストレス
・うつ病
・生理不順や生理異常
・便秘
・冷え性
・更年期障害
・四十肩・五十肩
・むちうち症
肩こりの解消法
- <今辛い肩こりを和らげる>
- 肩こりを完全に解消するには、肩こりの元になっている原因を見つけて治す必要があります。
そのためには、生活習慣を変えたり、悩みを解決したりしなくてはならず、すぐにというわけにはいきません。
そこで、今辛い肩こりをやわらげて楽にするために、飲み薬やはり薬、低周波治療器やマッサージ器を利用するという方法があります。
また、ストレッチやツボ押しなどは、手軽で即効性のある解消法です。
今回は、簡単にできるストレッチやヨガ、ツボをご紹介します。
<家事の合間にできる肩こり解消ストレッチ>
家事や仕事の合間に簡単にできて良く効く肩こり解消ストレッチです。
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- 1.両手を上げてバンザイのポーズをとり、
円を描くように回す。
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- 2.両手を横に広げてTの字型を作り円を
描くように回す。
-
- 3.腕を体と並行に片方ずつ大きくゆっくり、前と後ろに回す。
-
- 4.首を前後左右にゆっくりと気持ち良いと
ころまで折って伸ばす。
<疲れた体の筋力を伸ばすポーズ>
鋤のポーズ
足をそろえて仰向けになり、息を吸いながら両足を持ち上げ、息を吐きながらつま先を床につけます。
肩こり、首の疲れ、疲れ目、内臓の不調、下半身の疲れ、背中の疲れなどに効果があるとされています。
※首に負担がかかりやすいポーズなので、無理をしないように行いましょう。
猫のポーズ
つま先を立て四つん這いになり、正面を向いてゆっくり息を吸います。
息を吐きながら、両手を前に滑らせてゆき、息を吐ききります。
伸びをしている猫のように気持ちよく背中を伸ばしましょう。
- <押えるだけで肩こりに効くツボ>
-
天柱(てんちゅう)
首の後ろ、髪の生えぎわに、太い筋肉が2本ある外側のくぼみです。
両手を頭の後ろで組み、親指でツボを刺激すると、肩こりや頭痛、目の疲れに効きます。
肩井(けんせい)
首の後ろの根もとと肩先の中間にあるのが肩井です。
自分では少し押しにくいところにありますが、肩こりに大変良く効くツボです。
人に押してもらう場合は、後ろから肩をつかむようにして、親指で強めに押してもらいましょう。
肩井(けんせい)の近くにある曲垣(きょくえん)、肩中ゆ(けんちゅうゆ)も合せて押し、全体を手の平でなでるように押すとさらによく効きます。
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