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最近一般的になりつつあるLED照明。でも実はよく分からないこともいっぱい…。まずは今さら人に聞けないLEDの疑問を一気に解決! 新生活のスタートを機に、お家の明かりをまるごとLEDに変えてみませんか?
コレってウソ? ホント?はじめてのLED照明
知っているようで知らないLED照明のこと。まずは疑問点を整理するところから始めましょう!
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疑問その1
電気代が安くなるってホント?
“LED照明にすると電気代が安くなる”とはよく聞くけど、本当に安くなるの?
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疑問その2
電球自体が高いのにおトクってホント?
白熱電球に比べると価格が高いイメージのLED電球。ちゃんと“もと”は取れるの?
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疑問その3
虫が寄り付きにくいってホント?
LED照明には虫が集まってこないらしいけど、本当に寄って来ないの?
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疑問その4
照明器具や配線器具はそのままでもOKってホント?
今使っている照明器具や配線器具に取り付けられるのか心配…。電気工事は必要ないの?
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疑問その5
いろいろな種類があるってホント?
電球やシーリングライトなど、LED照明にもいろいろな種類があるの?
あなたの疑問に答えます!LED照明の基礎講座
どうもいろいろなメリットがありそうなLED照明。ここではそんなLED照明の良いトコロをしっかりレクチャーします。
答えその1
「電気代が安くなる!」

例えばリビングの蛍光灯シーリングをLEDシーリングライトに変えた場合、1年間の電気代は約4,320円から約2,214円に!
電気代が約半分になる計算です。
※蛍光灯シーリングライト(8畳用・消費電力80Wインバータータイプ)と、LEDシーリングライト(8畳用・消費電力41W)を比較。1日5.5時間点灯、1年365日(年間2,000時間)、電気料金目安単価27円/KWhで算出。
答えその2
「LED電球はおトク!」
LED電球は電球自体の価格は高めですが、消費電力が小さく寿命が長いので、電気代と合わせて考えると結局おトクです。
≪60形白熱電球とLED電球(850lm)を、それぞれ2,800時間使用した場合の比較≫
※2,800時間は、1日5.5時間使うとすると約17か月に相当
白熱電球 | 電気代:54W×2,800時間×0.027円=4,082円 電球代:120円×3個=360円 合計:4,442円 |
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LED電球 | 電気代:11W×2,800時間×0.027円=831円 電球代:3,000円 合計:3,831円 |
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約17か月で元が取れます!
※白熱電球60形:消費電力54W、電球の価格120円、寿命1,000時間
LED電球(810lm):消費電力11W、電球の価格3,000円、寿命40,000時間
電気代27円/kWhとして計算した場合
答えその3
「虫が寄り付きにくい!」
虫は光の波長の中の、紫外線を感じて寄ってくるもの。LED照明の光は紫外線をほとんど含まないので、虫が寄り付きにくい傾向があります。
答えその4
「照明器具や配線器具はそのままでOK!」

LED電球は、白熱電球などが入っているソケットにそのまま取り付け可能。またLEDシーリングライトやLEDペンダントライトなどは、天井に引掛シーリングやローゼットが付いていれば簡単に取り付けられるので、電気工事などは特に必要ありません。
答えその5
「照明の種類がいろいろ!」
LEDと照明器具が一体になった「LED照明器具」と、電球タイプの「LED電球」があります。
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LED照明器具
- 種類
- シーリングライト、ペンダントライト、スポットライト、足元灯など
- 色味
- 電球色、昼白色、昼光色。 ひとつの照明器具で、色味を変えることができるタイプも
お部屋全体を照らすシーリングライト
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LED電球
- 種類
- 一般電球、ボール形電球、小型電球
- 口金のサイズ
- E26、E17
- 色味
- 電球色、昼白色、昼光色
LED電球の選び方
LED電球を選ぶ時には、次の項目を確認しましょう。
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● 口金のサイズ
サイズはE26とE17の2種類。取り付ける器具に合わせて選びましょう。
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● 明るさ
LED電球の明るさは、パッケージにルーメン(lm)で表示されています。値が大きいほどより明るいということ。
≪E17の場合≫
ミニクリプトン電球40形と同じ明るさ=440lm以上
ミニクリプトン電球25形と同じ明るさ=230lm以上 -
●光の広がり方
下方向が明るいタイプと、白熱電球の光の広がり方と同じように全方向が明るいタイプがあります。使う場所に合わせて選びましょう。
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● 色味
電球に似たあたたかみのある光「電球色」、いきいきとした自然な光「昼白色」、すがすがしい爽やかな光「昼光色」があります。使う場所や好みに合わせて選びましょう。
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● 大きさ・重さ
メーカーによっては白熱電球と少しサイズが異なる場合もあるので、照明器具をよく確認しましょう。また白熱電球よりも重いものもあるので、シャンデリアなどに取り付けるときは軽量タイプをおすすめします。
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● そのほかの注意事項
調光できるタイプや密閉型の照明器具、断熱材施工器具などは、対応した電球が必要なので、パッケージの表示をしっかり確認しましょう。

講師:消費生活アドバイザー 山川文子さん
エナジーコンシャス代表。雑誌のコラム執筆や講演を通じて、生活者視点での暮らしの省エネを提案。2009年まで財団法人省エネルギーセンターに勤務。著書に「年中使える節電以前の省エネの常識」(講談社)などがある。
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