第15回 ストレッチは体に悪い?

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Column

第15回 ストレッチは体に悪い? 文:松橋紘平

ストレッチは体に悪い?

皆さん運動をする前や、自宅でお風呂上りなどにストレッチをされるかと思いますが、 なぜストレッチを行うんでしょう?

怪我を防ぐため?
パフォーマンスを上げるため?
ただ単に柔軟性を付けたいため?


テレビでチーターを観たことがあると思います。
最も足の速いとされている動物です。

そのチーターが、獲物を見つけました。

チーター「おっ、美味そうな獲物がおるな・・・。よしっ、ケガせんようにまずはストレッチからやな・・・」

って、ストレッチしてるところを見たことがありますか?(笑)
(わくΟく動物ランドでも観たことない!)

走り出す前に、ストレッチなんてしてないですよね?

それでも、あんなに早く走ることが出来て、獲物を捕らえることができます。

動物
静的ストレッチと動的ストレッチ

ストレッチには

@ 静的ストレッチ
A 動的ストレッチ
があります。

あるひとつの筋肉をじっくり伸ばすのが「静的ストレッチ」で、ヨガなんてまさにそうですね。
それに対して、反動をつけたりして伸ばしたり縮めたりすることを「動的ストレッチ」といいます。これはラジオ体操などがそうです。

静的ストレッチは副交感神経の働きを高める為、筋肉が緩んでしまい、
逆に運動のパフォーマンスを落としてしまいます。

副交感神経を高めるということは、リラックスするということなんです。
運動する前にリラックスしてしまうと、パフォーマンスが上がるものも上がらないですよね。

最近では
『運動前にストレッチをしてもケガの予防には繋がらない』
『ウォーミングアップで静的ストレッチを行うと、パフォーマンスが低下する』
などのストレッチのマイナス効果が、発表されています。

間違えないで欲しいのは、
だからと言ってストレッチが悪いということではないですからね。

なんでもかんでも、ストレッチに繋げることが良くないんです。

静的ストレッチと動的ストレッチ

肩こりや腰痛予防にストレッチ。
運動前にケガの予防にストレッチ。
柔軟性を付けたいからストレッチ。
競技が上達するためにストレッチ。

筋肉が硬くても、肩こりや腰痛がない人もいます。
ストレッチをしてもケガの予防にはなりません。
体フニャフニャにしても肩こりや腰痛がひどい人もいます。
(むしろバランスが悪くなって、ケガをするかも)
競技が上達するのにストレッチは関係ありません。

実際、水泳の北島康介選手は前屈が床から30cmだそうです。−30cmじゃないですよ。
それでも金メダル4つ取りました。

要は、どれだけ体が柔らかくても、その体を上手に使えていなかったら意味がなく、
どれだけ体が硬くても、その体を上手に使えていたら、無理に柔らかくする必要がないんです。

ストレッチ自体がどうこうっていう話ではなく、
『あなたがどういった目的があって、体を動かすのか?』

これに尽きると思います。

まだまだ世間一般的には、ストレッチをすればなんでも良くなる的な考えが蔓延してますが、
これを読んだあなたは、今から

「体を柔らかくする」
ということより、
「体をいかに上手に使えるか?」

を意識して、日々の体の健康づくりに励んで欲しいと思います。

今回で、知ればナットク!健康生活が最終回となります。
これまで、ご覧いただいていたみなさんありがとうございました!!

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先生紹介
松橋紘平(マツハシコウヘイ)

松橋紘平(マツハシコウヘイ)
・1976年12月13日生まれ
・体育大学に進学し、解剖学・運動生理学などの基礎を学び、 平成18年柔道整復師免許取得
まつはし整骨院:宮城県仙台市太白区
■ブログ:マッツ de R

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