被災者の経験談を元に準備する 防災ノート(page2)

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被災者の経験談を元に準備する 防災ノート

防災地震対策の参考として、東日本大震災を体験した宮城県在住の方に、被災当時の体験談を聞きました。 被災者の生の声を知ることで、ぜひ皆さんの防災対策に役立ててください。

【ご注意】このページには震災に関する描写が含まれています。

マンションの5階に住むH家の体験〜地震が起きたときのエレベーターと屋上貯水槽〜

H家
H家プロフィール
震災当時
  •  震災が起きて一番印象深かったのが、屋上にある貯水槽が壊れて、 共有部分の階段に大量の水が流れ出ていたことです。 これが原因で水道は使えなくなり、地震の影響でエレベーターも動かなくなっていました。 地上に降りるためには水浸しの階段を進むしかありませんでした。 生活用水はお風呂のお水を溜めておいたので、お手洗いの処理はそれでまかなえましたが、 毎日飲料水を買ったり給水場へ水をもらいに行き、 家族3人×3L、計9Lの水を運ぶために、 何度も5階までの階段を昇り降りするのがこんなに辛いとは・・・。 本当に、きちんと飲料水を備蓄しておけばよかったと思いました。 震災以降は、必ず水を買い置きしています。

  • また、 防災用品の中には、瓦礫や水びたしの道を歩けるように、靴や長靴も入れておけば よかったと思います。数日すると食料も底をつきました。夫は会社の片付けのために 出社していたので、私と子どもで協力して毎日買い出しに行きました。 水や缶詰など、保存がきく食料は重い物が多かったので、 買い物は本当に辛かったです。車もないし、自転車も道がボコボコですぐにパンク してしまい乗れませんでした。レトルト食品やお米など、 もっと備蓄しておけばよかったと反省しました。食器洗いをする水がなかった時は、 食品用ラップを食器にしいてから 食料を乗せ、洗い物を減らすことで乗り切りました。

被災した方214名に聞きました

グラフ
グラフ

→飲料水は3日以上の準備が必要とする方が88%、食料は3日以上の準備が必要とする方が 89%と、実際に被災した方のほとんどが飲料水・ 食料の備蓄が必要だと考えています。 一番ボリュームの多い水・食料だからこそ、 きちんと準備をしておきましょう!

避難リュックセット
  • 避難リュックセット
  • 避難時役立つ必要最低限のアイテムをセット。防災アイテムチェックリストなどが 載った防災マニュアル付き。チェックリストを見ながら、衣類や食品など、 自分好みのものを追加で入れられます。
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ベビーがいたK家の体験〜食べられない物が多い乳幼児と震災時の食料〜

K家
K家プロフィール
震災当時
  •  夫はバスと電車で通勤をしていたため、震災が起きて電車も止まってしまい 会社から帰られなくなり会社で2泊過ごしました。子どもと3人で真っ暗な中、 連絡もとれず夫の帰りを待つ夜は恐怖でいっぱいでした。
    困ったこととしては、乳児は代謝がいいので、 毎日お風呂に入らないと皮脂が溜まって肌がどんどん ブツブツになっていき、痒がることです。水も貯め置いていなく、 毎日痒がって泣いていてかわいそうでした。全身をおしり拭きで毎日拭いてあげると、 少し緩和していたようです。おしり拭きを多めに買っておいて本当によかったです。 夏だったらあせもだらけになるんだろうと思うと、ゾッとします。 上の子は逆に保湿剤がなくなってしまい、乾燥で痒がりました。 私の化粧水を塗ることでなんとか乗り切りましたが、今後は乾燥肌の娘のために保湿剤 なども防災用品にいれておこうと決めました。

  • また、下の子には母乳とミルクの混合で育てていましたが、 ミルクを作るお水が足りませんでした。 3日分は備蓄していましたが、 哺乳瓶を煮沸消毒するため、あっという間になくなってしまいました。 赤ちゃんには硬水は使えないから、使えるものがかなり限られていました。 自分もストレスで母乳の出が悪くなるし、近所の方にお水をくださいと と頭を下げる日々。とても切なかったです。 関東でも『水道水からセシウムが出て乳幼児が飲めない』とニュース になったようですし、震災以降は軟水を多めに備蓄しています。

  • 上の子も、カンパンなど固くてパサパサしたものは 苦手だったようで、食べられるものが かなり限られてしまいました。お菓子やレトルト食品を準備して おけばよかったと、 後悔しています。ガソリンも手に入らないため、いかに近所で水などを貰って過ごすか、 また近所の人と車の乗り合いをして公民館などで水をもらうか、毎日生きるのに必死でした。

被災した方214名に聞きました

グラフ
グラフ

→食材が手に入りにくい期間、半数以上の方がおにぎり・おかずの 缶詰を食べたいと希望していました。また、その他の意見として 「温かい味噌汁」「インスタントラーメン」 といったものが挙げられていました。やはり、みなさん日本人として 原点となる食べ物を欲するようです。その他の意見として「疲労している時に、 無性に甘いものが食べたくなった。」(ガーデニングママさん)とあり、 お菓子が上位にきているのも納得の結果となりました。
実際に、震災が起きた場合、倒れた家具を元に戻したなどの肉体労働も多くなり、 慣れない避難生活で緊張状態が続くので、疲れやすくなります。そんなときの癒しとなるよう、 長期保存が可能なお菓子も準備しておくといいかもしれません。 また、「アレルギーで穀物が食べられないので、 魚や肉や野菜の缶詰など」 (まあささん)といった方も。アレルギーがある方は、支援物資の食料も 食べられないこともあるかもしれません。きちんと、準備をしておく必要がありますね。

ご家庭にお子様がいらっしゃる場合、子どもの衛生面や暖をとるものが上位にきました。 「衛生面がすごく気になりますので、アルコール除菌 タイプの商品(ウエットティッシュや清浄綿) が必須と思います」(あおいママさん)という意見もありました。 また、中には「避難所で退屈しないようにトランプ やあやとりの毛糸など」(emi789さん) という意見もありました。子どもがリュックを持てる場合、子ども用にリュックに詰めておいて、 もしものときは子どもと一緒に避難ができるようにしておくことをお勧めします。

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