食事のマナー 和食編

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食事のマナー 和食編

和食編日本人なのに、知っているようで知らないことも多い和食のマナー。
毎日の食事で使い慣れているはずの「お箸」にも、美しく見える正式な使い方があります。
日本人ならば知っておきたい和食のマナーを再確認して、スマートで好印象な振る舞いを目指しましょう。

1.料亭の食事に招かれたときの注意点

<日本料理を食べる際に大切な心得>
「貴人を見合わせて喰(く)うべし」。小笠原流の伝書には、食事についての教えの1つとして、こう説かれています。これは、同席者のペースに合わせて食事を進めることが大切だということです。

食事中に同席者への配慮が足りない話題をとりあげたり、話に夢中になって自分だけ食事のペースが遅くなるようなことは、好ましくありません。相手に合わせる心遣いもまた、和食の大切なマナーです。

<食事の前に心がけること>
食事の前に心がけること ・みだしなみを整える。
(つめを切る、香水は控えめにする、口紅が箸につかないよう紙で押さえておく、食器を傷つける恐れのある大きな石の指輪ははずしておく、懐紙を用意しておく)
・約束の時間に遅れない。
・同席者とは、席に着く前に挨拶を交わす。
・和室の場合、乾杯が済むまではなるべく正座を心がける。

<席次の基本>
席次の基本 料亭に招かれた際「上座(かみざ)」は、
1.接待する側がお客様にゆずる。
2.男性が女性にゆずる。
3.若い人が年長者にゆずる。
のが基本です。
和室では、出入り口から一番遠い床の間に近い席が上座です。逆に、人の出入りで落ち着きにくい出入口に近い席は、下座(しもざ)になります。 椅子席の場合、スツールではなく、背もたれのあるゆったりとした椅子を上座と考えます。

2.正式な箸の使い方

<正式な箸の取り上げ方>
日本料理の食事作法は「箸に始まり箸に終わる」というほど、箸づかいが大切なポイントになります。

  • ■箸を取り上げるときは、右→左→右の順で。
  • 1.箸先を揃えて右手で静かに持ち上げる。
    箸先を揃えて右手で静かに持ち上げる。
  • 2.左手で持ち上げた箸を下から受けるように添える。
    左手で持ち上げた箸を下から受けるように添える。
  • 3.右手を下から受けるように持ち変える。
    右手を下から受けるように持ち変える。
  • 4.正しい持ち方の完成
    正しい持ち方の完成

<箸の正しい持ち方>
正しい箸づかいは、見た目に美しいだけでなく、合理的でもあります。
特別な席に招かれても慌てることがないよう、普段から、正しい箸づかいを心がけておきましょう。箸の正しい持ち方

1.箸先から3分の2あたりのところを持ちます。
2.上の箸は、人差し指と中指ではさみ、親指で支えます。下の箸は、親指と人差し指の間の付け根にはさみ、薬指で支えて固定します。
3.使うときは、上の一本を親指と人差し指で動かします。


<行儀の悪い箸づかい(嫌い箸)>
自分では気づきにくく、周りからは目につきやすいのが、箸づかいのマナーです。
知らず知らずのうちにこんな箸づかいをしていませんか?

【渡し箸】器の上に箸をかけて休ませる。
【刺し箸】食べ物を箸で刺して食べる。
【指し箸】人や物を箸で指し示す。
【涙 箸】箸先からつゆを垂らす。
【拾い箸】箸から箸へと食べ物を渡す。
【寄せ箸】箸で器を引き寄せる。
【舐り箸】箸先をなめる。
【もぎ箸】箸についた食べ物をなめるようにはぎ取って食べる。
【探り箸】料理をかき回したり、盛り付けを崩して食べたいものを下から取ったりする。
【移り箸】箸をつけたものを食べず、他の物に箸を移す。
【迷い箸】どれを食べようかと箸を動かしながら迷う。

3. その他のマナー

<一般的な懐石料理と食べ方のポイント>
懐石料理は本来、茶会で濃茶の後に出される一汁三菜を基本とした食事のことですが、現代では、一品ずつ出される和食を広く懐石料理と呼んでいます。省略されたりもしますが、一般的な懐石料理の順番をご紹介します。

1.向付(むこうづけ):旬の素材を薄味で調理したもの。
小鉢を手にとっていただきます。

2.煮物椀:季節の魚介類や緑の素材。
汁気の多い煮物の場合は、汁も一緒に味わいましょう。器を手に持ち、口をつけて汁を飲んでもOKです。

3.お造り:メインディッシュのひとつ
わさびは醤油に溶かず、刺身の上に少しずつのせていただきます。 わさびは醤油に溶かず、刺身の上に少しずつのせていただきます。

4.八寸(はっすん) :八寸(約24cm)の凡に山の物と海の物を盛り合わせたた料理

5.焼きもの:季節の魚介類
魚は裏返さないで食べます。

6.強魚(しいさかな):箸休めの酒のさかな

7.煮物:季節の野菜や魚介類を煮たもの。
温かいものは温かいうちにいただきます。

8.ご飯・汁・香の物:食事のしめくくり
ご飯の蓋は膳のお椀の蓋は膳の右に置いて、ご飯、汁、香の物の3品をバランス良く食べます。

<食事中のマナーQ&A>
Q.自分の膳に料理がきたら食べ始めてもいい?
A.和食では、全員にいきわたるまで待って、目上の人から箸をつけるのがマナーです。大皿に盛られたものを取り分けるのも目上の人が先になります。

Q.食べている最中に出てきた次の料理を食べてもいい?
A.前の料理を膳に残したまま、次の料理に箸をつけてもかまいません。ただし、温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに食べるのが基本です。

Q.手に持って良い器と置いたまま食べる器がわかりません。
A.和食では、刺身や焼き魚などの皿、大鉢の煮物意外のほとんどを手で持って食べます。汁ものの椀、和え物の小鉢、醤油の小皿、重箱やどんぶりなどは手に持つ器です。

<料理の食べ方Q&A>
料理の食べ方Q&A Q.かには、身を全部出してから食べてもいい?
A.身は1本ずつ出して食べます。

Q.田楽はかぶりついてもいい?
A.箸で串からはずした後、一口分ずつ箸で切り分けて食べます。焼き鳥なども同様です。

Q.つるつるすべる里いもは突き刺して食べてもいい?
A.箸を突き刺すのはマナー違反です。すべりやすい里芋も、箸で一口大に切れば、つかみやすくなります。

4.お家で楽しむ和食料理

  • 向付風おつまみ
    たたきキュウリとタコのピリッと生姜和え
    たたきキュウリとタコのピリッと生姜和え
  • メインディッシュは焼き物
    サワラの味噌風味焼き
    サワラの味噌風味焼き
  • 水煮の筍を使えば、料亭の味も時短調理できる!
    筍とワカメの煮物
    筍とワカメの煮物

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