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- お風呂で節約・節電・リラックス♪
シャワーや入浴の回数が増える夏は、水道代も光熱費も気になるところ…。そこで今回はお風呂での節約術を伝授。節電につながるLED照明を使ったお風呂でのリラックス法もご紹介します。
お風呂の"節約"

- ◆教えてくれたのはこの人!
節約アドバイザー
和田由貴さん - 消費生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活動。「節約は、無理をしないで楽しく!」がモットーであり、耐える節約ではなく快適と節約を両立したスマートで賢い節約生活を提唱している。
http://wada-yuki.com/
シャワーと入浴、どちらが節約につながる?
「シャワー16分で浴槽1杯分の湯量」を
目安に考えてみて!シャワーで汗を流すのと浴槽に湯はりをして入る入浴では、どちらが節約につながるのでしょうか?
一般的にシャワー16分で浴槽1杯分の湯になります。したがって16分未満の使用であればシャワーの方が良いということになりますが、浴槽に湯はりをして入浴した場合は残り湯ができます。これを洗濯等に活用すればその分節水になります。また、家族全員でシャワーを16分未満で済ませるのは至難の業ですし、総合的に見れば入浴の方が節約につながります。
本来お風呂とは体をきれいにする目的もありますが、体を温めることも目的の一つ。シャワーのみでは十分に体が温まらず、どうしても湯を出しっぱなしにする時間が長くなってしまうので、入浴と併用した方が良いでしょう。入浴で十分に体を温め、体や髪を洗う時のみシャワーを使用するのがおすすめです。
※お使いの給湯器や入浴の時間帯により、上記の内容とは異なる場合もあります。湯はりと追い焚き、どちらが節約につながる?
光熱費だけでなく、
水道代のことも忘れないで!2日目のお風呂、残り湯を追い焚きして入浴するのと、新しく湯はりをして入浴するのとでは、どちらが節約につながるのでしょうか?
残り湯を追い焚きして翌日に入る場合。一度冷めてしまったお湯を入浴できる温度にするにはかなりのエネルギーが必要です。気温の低い冬は残り湯が真水のように冷めてしまっているので、湯はりをするよりも追い焚きの方が多くのエネルギーを必要とすることも。とはいえ、湯はりには光熱費のほかに水道代がかかるので、2日目の入浴は追い焚きの方が節約につながるとも考えられます。ただし、特に夏場は衛生面も考え、残り湯を洗濯や水遣りなどで無駄なく再利用して、新たに湯はりをすることをおすすめします。また、1人目が入浴後、時間があいて2人目が入浴する場合。ご家庭の給湯器の機能にもよりますが、自動保温や追い焚きよりも、高温足し湯の方が節約につながる場合があります。高温足し湯の機能がない場合は、自動保温を切り、追い焚きを選択しましょう。
※お使いの給湯器や入浴の時間帯により、上記の内容とは異なる場合もあります。
残り湯は洗濯に活用することで節約に!
残り湯は真水よりも温度が高いため、洗剤の溶けがよく、汚れ落ちも良いので、積極的に洗濯に活用しましょう。ただし入浴剤を使用している場合、種類によっては洗濯に使えないこともあるので、パッケージにある注意書きのチェックを忘れずに。またすすぎは真水を使うようにしてください。洗濯機によってはすすぎ1回目まで残り湯を使える設定にできるものもありますが、汚れの再付着の可能性があります。1回目のすすぎから真水を使うようにしましょう。
光熱費も水道代も節約! これが正しい節約入浴方法!
1.入浴直前に湯はりをしましょう
お風呂のお湯は時間がたつと、当然のことながら冷めてしまいます。入浴する直前に湯はりをして、保温機能を使わなくてもよいようにしましょう。
2.立て続けに入浴しましょう
時間を空けず、立て続けに入浴するようにしましょう。それが難しい場合は、お風呂のフタや保温シートでしっかりと保温。自動保温機能をオフにすると節約につながります。
3.シャワーはこまめに止めましょう
体や髪を洗う時にシャワーを使用する場合は、流しっぱなしにせずこまめに止める習慣を。手元に止水スイッチが付いた節水シャワーヘッドの利用も効果的です。

次ページでは、お風呂の照明の節電について紹介!
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