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- 第29回 調理:Bキッチン道具
- 調理を効率的に行うにはいくつかのポイントがあります。道具を上手に活用することも、
調理の効率アップにつながります。これまでの使い方をちょっと変えたら、もっと便利になります。
調理を効率的に
調理を効率的に行うには、いくつかのポイントがあります。
- @一括調理
- A切り方の工夫
- B道具の活用
- C計量や調味料の工夫
今回は道具の使い方を工夫することで、効率アップする方法をご紹介します。
便利道具として利用される調理器具ですが、使い方をアレンジしてみることで、時間短縮になったり、煩わしい作業も軽減できます。
ピーラーの使い方
道具の使いは、このように使って下さいという、基本の使い方があります。ところが、ちょっと工夫をして、対象を広げたり、使い方を変えてみると、作業がラクになるものがあります。
○にんじん・大根の皮むき
通常、ピーラーは、野菜を手に持って、上から下へ皮もむいて使います。しかし、そのストロークが長いと、手に持ちながら、回しながら作業をするので、意外にわずらわしさがあります。
そこで、にんじんをまな板の上に置いて、 片方の端を支点にして逆側を手でホールドします。 そしてピーラーは、にんじん一本まるごと皮をむこうとせず、半分だけむくつもりで、回転させながらむきます。

今度は反対側を支点にして、残りの半分を回転させながら皮をむくと、ストロークが短くなるので、手早く皮をむくことができます。

○大根の面取り
輪切りにした大根の面取りは、大根をまな板の上に並べます。
大根の端の部分に、ピーラーを45度ぐらいの角度であて、固定した状態で、大根を回転させると、面取りが簡単にできます。

キッチンばさみ
キッチンばさみの使いこなしは、いろいろ紹介されているので、ご存知の方も多いと思います。
のり、ベーコン、パセリ、ハーブなどちょっと切りたい時に、包丁やまな板を出すのはめんどうという時などに重宝します。その他に、こんな使い方もあるという、変わった使い方をご紹介します。
○肉の筋きり
豚肉の筋きりは、筋の部分に包丁を入れると、焼いた時に花が開いたようになってしまいます。そこで、筋の部分に包丁の先を立てるように突き刺して、カットすると、筋の部分だけカットができます。

○鶏肉の脂身
鶏肉の黄色い脂身を取りたい時は、包丁でそぐようにとります。これをキッチンバサミで挟むようにカットすると簡単に細かいところまでとることができます。
○いかの吸盤とり
いかの吸盤は、包丁でこそげるようにしてとりますが、なかなか取りにくいものです。そこで、ゲソの部分を手にして、ハサミでチョキチョキと切り取ると簡単にとれます。

○春雨・しらたきカット
お湯通しをして、ザルにとった春雨やしらたき。これを適宜カットする時に、まな板の上でカットすると、水切りしていてもどうしても濡れてしまいます。そこで、ザルのなかに入れたまま、キッチンバサミを立てるように入れて、カットすると簡単です。

茶こし
○小麦粉ポットに
揚げ物や、ポークソテーなどで小麦粉を素材にまぶします。この時、茶こしを使うとつけすぎを避けることができ、きれいにつけることができます。
茶こしは、小麦粉ポットに専用として、常備しておくと、茶こしに出しすぎた小麦粉もそのまま戻すことができます。

○だしとりに
少量の出汁を取りたい時などは、マグカップに茶こしをセットし、鰹節を入れて上からお湯を注ぐだけで、 おひたしや酢の物のなどの出汁を簡単にとることができます。
今回のポイント!
キッチン道具は本来の使い方がありますが、使う対象物を変えたり、使い方を変えてみることで、より使いやすくなり、ラク家事の役にたちます。いろいろ試してみましょう。
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